ゼロから学ぶ仮想通貨|No.2
この記事では、仮想通貨をこれから勉強したい初心者さん向けに、「何から学べばいいのか」を7つのステップでわかりやすく解説します。
仮想通貨という言葉を見かけることが増えたけれど、
「そもそも仮想通貨って何?」
「ビットコインとは違うの?」
「難しそうでよく分からない」
と感じている方も多いのではないでしょうか。
仮想通貨について調べると、知らない言葉が次々に出てきます。
でも、最初から難しい仕組みまで覚える必要はありません。
まずは、仮想通貨とはどんなものなのか、何に使われているのか、どんな注意点があるのかを知るところから始めてみましょう。
この記事では、仮想通貨を初めて学ぶ方にも分かりやすいように、できるだけ専門用語を使わずに説明します。
なお、この記事では検索でよく使われる「仮想通貨」という言葉も使いますが、日本の法律や金融庁の案内では「暗号資産」という呼び方が使われています。
仮想通貨とは?初心者向けにまず意味を簡単に解説

仮想通貨とは、電子的に記録され、インターネットなどを通じて移転や売買ができる財産的価値のことです。
紙のお札や硬貨のように、手で持つことはできません。
対応するサービスを使って売買したり、他の人や別のウォレットへ送ったりできるものがあります。
代表的なものには、ビットコインやイーサ(ETH)などがあります。
ただし、インターネット上にあるものすべてが仮想通貨というわけではありません。
写真や電子マネー、ポイントなど、デジタル上に存在するものがすべて暗号資産になるわけではありません。
まずは、
「インターネット上で記録・移転・売買できる財産的価値」
というイメージで覚えておくと分かりやすいでしょう。
仮想通貨と暗号資産は同じ意味?
日本では、以前は「仮想通貨」という呼び方が広く使われていました。
現在の日本の法律や金融庁の案内では、「暗号資産」という言葉が使われています。
一般的には、「仮想通貨」と「暗号資産」は、ほぼ同じ対象を指す言葉として使われています。
インターネットやSNSでは今でも「仮想通貨」という言葉の方が見慣れている方も多いでしょう。
Litkoaでも記事タイトルなどでは「仮想通貨」を使うことがありますが、本文では必要に応じて「暗号資産」と表記します。
仮想通貨はどんな仕組みで動いている?
暗号資産は、銀行のお金とは少し違った仕組みで管理されているものがあります。
たとえば銀行預金なら、銀行が利用者の口座や取引の記録を管理しています。
一方、ビットコインなどでは、取引の記録をネットワーク上の複数のコンピューターで確認・共有する技術が使われています。
その代表的な技術が「ブロックチェーン」です。
難しく聞こえますが、初心者の段階では、
「みんなで取引の記録を確認しながら管理する仕組み」
くらいのイメージで十分です。
ただし、すべての暗号資産がまったく同じ仕組みで動いているわけではありません。
暗号資産によって、使われている技術や管理方法には違いがあります。
▶【内部リンク:No.17「ブロックチェーンとは?初心者向けにわかりやすく解説」】
代表的な仮想通貨にはどんな種類がある?

暗号資産には、たくさんの種類があります。
その中でも、初心者が最初に名前を覚えておきたい代表的なものを見ていきましょう。
ビットコイン(BTC)
ビットコインは、2009年に運用が始まり、世界的に広く知られるようになった代表的な暗号資産です。
仮想通貨について調べると、最もよく見かける名前の一つでしょう。
「仮想通貨=ビットコイン」と思われることもありますが、ビットコインは数ある暗号資産の一つです。
ビットコインについて詳しく知りたい方は、こちらの記事で仕組みから順番に解説します。
▶【No.3「ビットコインとは?初心者向けに仕組みをやさしく解説」】
イーサリアムとETH
ビットコインと並んで名前を見かけることが多いのが「イーサリアム」です。
ここは初心者が少し混乱しやすいところです。
厳密には、イーサリアムはネットワークの名称で、そのネットワークで使われる暗号資産がイーサ(ETH)です。
イーサリアムでは、送金だけでなく、さまざまなインターネット上のサービスやプログラムにも利用されています。
初心者の段階では、
「ビットコイン以外にも、目的や使われ方の違う暗号資産がある」
と知っておけば十分です。
ビットコイン以外はアルトコインと呼ばれることがある
ビットコイン以外の暗号資産は、まとめて「アルトコイン」と呼ばれることがあります。
ただし、アルトコインは法律上の分類ではなく、一般的に使われている呼び方です。
種類は多く、それぞれ目的や仕組みも異なります。
最初から全部覚える必要はありません。
まずはビットコインについて知り、そのあと必要に応じて他の暗号資産を学んでいけば十分です。
▶【内部リンク:No.18「アルトコインとは?ビットコインとの違いを初心者向けに解説」】
仮想通貨は何に使われる?
仮想通貨は、単に価格が上がったり下がったりするだけのものではありません。
種類によって、いくつかの使われ方があります。
売買したり保有したりする
暗号資産は、対応するサービスを通して購入したり売ったりできます。
価格が変動するため、値上がりや値下がりによる損益が生じる可能性のあるデジタル資産として保有する人もいます。
ただし、購入すれば必ず価格が上がるわけではありません。
他の人やウォレットへ送る
種類によっては、暗号資産を他の人や自分の別のウォレットへ送ることができます。
ただし、送付するときには注意が必要です。
送付先のアドレスや利用するネットワークを間違えると、取引を取り消せず、資産を取り戻せない場合があります。
暗号資産を実際に送る場合は、送付先や利用条件をよく確認することが大切です。
インターネット上のサービスで使われることもある
暗号資産の種類によっては、ゲームやデジタル作品、さまざまな分散型サービスなどに関連する支払いに使われることがあります。
ただし、使える場所や用途は暗号資産によって異なります。
初心者のうちは、ここまで深く覚えなくても大丈夫です。
仮想通貨にはなぜ価値があるの?
暗号資産には紙幣や硬貨のような実物がないため、
「どうして価値が付くの?」
と疑問に思う方もいるでしょう。
暗号資産の価格は、
- 利用したい人や購入したい人がどのくらいいるか
- 実際にどのように利用されているか
- 発行や供給がどのような仕組みになっているか
- 市場で買いたい人と売りたい人がどのくらいいるか
など、さまざまな要因によって変動します。
ビットコインのように発行上限が定められている暗号資産もありますが、すべての暗号資産に発行上限があるわけではありません。
また、発行上限があるからといって、価格が上がることや価値が保証されているわけでもありません。
そのため、
「仮想通貨なら何を買っても価値が上がる」わけではない
という点は覚えておきましょう。
仮想通貨のメリット
暗号資産には、これまでの金融サービスとは違った特徴があります。
インターネット上でやり取りできる
対応するスマートフォンやパソコンのサービスなどを使って、オンラインで売買や送付ができるものがあります。
ただし、実際の送付にはネットワークやサービスの対応状況、手数料などが関係します。
24時間利用できる売買サービスがある
暗号資産の売買サービスには、土日や夜間を含めて24時間365日利用できるものがあります。
ただし、メンテナンスやシステム障害などで、一時的に利用できなくなる場合があります。
少額から購入できる場合がある
たとえばビットコインは、1BTCを丸ごと購入する必要はありません。
サービスによっては、小さな金額から購入できます。
ただし、最小購入額や手数料、スプレッドなどの条件はサービスごとに異なります。
▶【内部リンク:No.6「仮想通貨はいくらから始められる?少額購入の仕組みを解説」】
仮想通貨のデメリット・リスク
仮想通貨について学ぶなら、便利な面だけでなく注意点も知っておく必要があります。
価格が大きく動くことがある
暗号資産は、短い期間でも価格が大きく変わることがあります。
買ったときより価格が下がれば、損失が出る可能性があります。
預金のように元本が保証されるものではないため、購入した金額を下回る可能性があります。
詐欺や不正アクセスに注意が必要
SNSやメールなどを使い、暗号資産への投資や送金を持ちかける詐欺もあります。
「必ず儲かる」
「今買えば絶対に上がる」
といった言葉には注意しましょう。
送付先を間違えると取り消せないことがある
暗号資産を送る場合は、送付先のアドレスや利用するネットワークなどを正しく確認する必要があります。
間違えて送付すると、取引を取り消せず、資産を取り戻せない場合があります。
サービスごとに費用や条件が違う
暗号資産のサービスには、さまざまな費用や利用条件があります。
たとえば、
- 売買手数料
- 購入価格と売却価格の差
- 入金・出金にかかる費用
- 暗号資産を送るときの費用
- 最低購入金額や数量
などです。
実際にサービスを利用する場合は、公式サイトで最新の条件を確認しましょう。
▶【内部リンク:No.19「仮想通貨のメリット・デメリット|初心者が知っておきたい基本」】
仮想通貨は初心者でも学べる?
仮想通貨についての知識は、初心者でも少しずつ学ぶことができます。
最初からすべての仕組みや専門用語を理解する必要はありません。
まずは、
- 仮想通貨とは何か
- ビットコインとは何か
- どんなリスクがあるのか
- どんなサービスがあるのか
といった基本から確認していきましょう。
「何から勉強すればいいか分からない」という方は、こちらの記事で学ぶ順番をまとめています。
▶【No.1「仮想通貨は何から勉強する?初心者向け7ステップ」】
仮想通貨を始める前に知っておきたいこと

今後、実際に暗号資産を購入してみたいと思った場合も、すぐに手続きを進める必要はありません。
まずは、仕組みとリスクを理解してから考えましょう。
まず仕組みとリスクを知る
価格が上がる話だけではなく、価格が下がる可能性や詐欺、不正アクセスなどの注意点も確認しておきましょう。
登録された暗号資産交換業者か確認する
日本の居住者向けに暗号資産の売買や交換サービスを提供する事業者は、原則として暗号資産交換業者の登録が必要です。
利用する場合は、金融庁・財務局が公開している登録業者一覧で確認しましょう。
登録されているから価格や利益が保証されるという意味ではありませんが、利用するサービスを確認するうえで大切なポイントです。
「必ず儲かる」という情報を信じない
暗号資産の価格が今後上がるか下がるかを、誰も確実に予測することはできません。
「絶対に上がる」「必ず利益が出る」といった情報だけを見て判断しないようにしましょう。
仮想通貨について次に勉強するなら?
ここまで読んで、
「仮想通貨について少し分かってきた」
と思ったら、次はビットコインについて学んでみましょう。
仮想通貨の中でも特によく知られているビットコインを知ることで、仮想通貨全体についても少しずつ理解しやすくなります。
▶【No.3「ビットコインとは?初心者向けに仕組みをやさしく解説」】
まとめ|仮想通貨はまず基本から少しずつ学ぼう
仮想通貨とは、電子的に記録され、インターネットなどを通じて移転や売買ができる財産的価値です。
現在の日本の法律や金融庁の案内では、「暗号資産」という呼び方が使われています。
代表的なものにはビットコインやイーサ(ETH)などがありますが、それぞれ仕組みや使われ方は異なります。
暗号資産には便利な面がある一方で、価格変動や詐欺、不正アクセス、送付ミスなどのリスクもあります。
そのため、最初から「何を買えばいいか」を考えるのではなく、
「そもそも仮想通貨とは何なのか」
を知るところから始めてみましょう。
Litkoaでは、仮想通貨を初めて学ぶ方が迷わないように、基本から一つずつ順番に解説していきます。
次は、仮想通貨の中でも特によく知られている「ビットコイン」について見ていきましょう。
▶【No.3「ビットコインとは?初心者向けに仕組みをやさしく解説」】
※本記事は、2026年9月時点で確認できる公表情報をもとに、仮想通貨(暗号資産)を初めて学ぶ方向けに分かりやすく整理しています。
暗号資産に関する制度、サービス内容、手数料、取扱条件などは、今後変更される可能性があります。実際にサービスを利用する際は、金融庁・財務局・各暗号資産交換業者の公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
また、本記事は暗号資産について学ぶことを目的としたものであり、特定の暗号資産の購入や投資、利益を推奨・保証するものではありません。


コメント