ビットコインとは?初心者向けに仕組みをやさしく解説

仮想通貨の基礎知識

ゼロから学ぶ仮想通貨|No.3

この記事では、仮想通貨をこれから勉強したい初心者さん向けに、「何から学べばいいのか」を7つのステップでわかりやすく解説します。

 

仮想通貨について調べていると、よく目にするのが「ビットコイン」です。

でも、

「ビットコインって結局何?」

「普通のお金とは何が違うの?」

「なぜ形がないのに価値があるの?」

と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

ビットコインについて調べると、難しい専門用語もたくさん出てきます。

でも、最初からすべて覚える必要はありません。

まずは、ビットコインとはどんなものなのか、どのような仕組みで動いているのか、どんな注意点があるのかを知るところから始めてみましょう。

この記事では、仮想通貨を学び始めたばかりの方にも分かるように、できるだけ難しい言葉を使わずにビットコインについて解説します。

▶【No.2「仮想通貨とは?初心者向けにゼロからわかる基礎知識」

ビットコインとは?まずは簡単に解説

ビットコインは、インターネット上で取引記録が管理され、送付や売買ができる代表的な暗号資産の一つです。

名前は「コイン」ですが、100円玉や500円玉のような実物の硬貨があるわけではありません。

ビットコインそのものが画像ファイルのように保存されているわけでもなく、取引の記録がネットワーク上で管理されています。

ビットコインは、2008年に「サトシ・ナカモト」という名前で公開された白書で提案され、2009年にネットワークの運用が始まりました。

その後、世界的に知られる代表的な暗号資産になっています。

初心者の方は、まず、

「インターネット上で送ったり受け取ったりできる、デジタルな財産的価値」

と考えるとイメージしやすいでしょう。

ビットコインと仮想通貨は同じもの?

「仮想通貨」と「ビットコイン」を同じ意味だと思っている方もいるかもしれません。

しかし、まったく同じ意味ではありません。

仮想通貨(暗号資産)は大きなグループの名前で、その中の一つがビットコインです。

たとえば、

「果物」が仮想通貨全体で、「りんご」がビットコイン

と考えると分かりやすいでしょう。

ビットコイン以外にも、さまざまな暗号資産があります。

ここでは「ビットコインは仮想通貨の一つ」と覚えておけば十分です。

▶【No.4「仮想通貨とビットコインの違いは?初心者向けに解説」

ビットコインは誰が作ったの?

ビットコインの仕組みは、2008年に「サトシ・ナカモト」名義で公開された白書によって示されました。

ただし、「サトシ・ナカモト」が実在する一人の人物なのか、複数人による名前なのかを含め、その正体は現在もはっきり分かっていません。

ビットコインは、特定の会社が商品として発行・販売しているものではありません。

また、単一の銀行や政府が発行・管理する仕組みでもありません。

オープンなソフトウェアとネットワークによって動き、複数の参加者が一定のルールに基づいて取引記録を確認・管理しています。

ただし、実際に取引所やウォレットなどのサービスを利用する場合は、その事業者が利用者の資産管理や取引に関わる場合があります。

ビットコインはどんな仕組みで動いている?

ここが一番難しく感じるところかもしれません。

でも、最初は細かな技術まで理解しなくても大丈夫です。

ビットコインでは、「誰から誰へビットコインが送られたのか」といった取引の記録を、ネットワーク上の複数の参加者が確認しながら管理しています。

その記録に使われている代表的な技術が「ブロックチェーン」です。

初心者の段階では、

「1社だけで記録を管理するのではなく、ネットワーク上の複数の参加者が取引記録を確認し、共有された記録として管理している」

という理解で十分です。

「中央の管理者がいない」というのは、「誰も管理していない」という意味ではありません。

一定のルールに沿って、ネットワークに参加する人たちによって取引の確認が行われています。

▶【内部リンク:No.17「ブロックチェーンとは?初心者向けにわかりやすく解説」】

銀行を通さなくてもビットコインを送れるの?

普段、誰かにお金を送るときは、銀行や決済サービスなどを利用することが多いですよね。

一方、ビットコインは、中央の銀行のような一つの管理者を通さずに、ネットワークを使って送付できる仕組みになっています。

ただし、実際に送るときはウォレットや取引サービスなどを利用します。

また、送付には手数料が発生することがあります。

送るときは、

  • 送付先アドレス
  • 送付する数量
  • 手数料

などを確認することが大切です。

送付先を間違えると、銀行振込のように簡単には取り消せず、資産を取り戻せない場合があります。

なお、日本円でビットコインを購入・売却する場合は、国内の暗号資産交換サービスを利用することが一般的です。

一方、ビットコインを保管したり他の人へ送ったりする場合は、取引サービスやウォレットなどを利用します。

ビットコインにはなぜ価値があるの?

形のないビットコインに価格が付いていることを不思議に思う方もいるでしょう。

ビットコインの価格は、

  • 買いたい人がどれくらいいるか
  • 売りたい人がどれくらいいるか
  • 実際にどのように利用されているか
  • 市場でどのくらい注目されているか
  • 供給がどのような仕組みになっているか

など、複数の要因によって変動します。

ビットコインには、最終的に発行できる数量に上限があります。

プロトコル上では、発行上限は2,100万BTCとされています。

ただし、発行できる数量に上限があるからといって、価格が必ず上がるわけではありません。

発行上限があることだけで、将来の価格や価値が保証されることもありません。

買いたい人が減ったり、市場環境が変化したりすれば、価格が下がることもあります。

「数が限られている=必ず価値が上がる」ではないということは覚えておきましょう。

ビットコインは何に使われる?

ビットコインには、いくつかの使われ方があります。

購入・売却したり保有したりする

暗号資産交換サービスなどを利用して、日本円でビットコインを購入できます。

購入したビットコインをそのまま保有したり、後から売却したりすることもできます。

ただし、価格は常に同じではありません。

購入した価格より上がる場合もあれば、下がる場合もあります。

他の人へ送る

ビットコインは、対応するサービスやウォレットを使って他の人へ送ることもできます。

ただし、一度送付すると簡単には取り消せない場合があります。

実際に送る場合は、送付先アドレス、送付数量、手数料などをよく確認する必要があります。

支払いに利用できる場合もある

一部の店舗やサービスでは、ビットコインを使った決済に対応している場合があります。

ただし、どこでも使えるわけではありません。

対応している店舗やサービスは限られており、決済方法も事業者によって異なります。

ビットコインを直接受け取るサービスだけでなく、決済サービスを通じて処理される場合もあります。

ビットコインはいくらから買える?

ビットコインの価格を見ると、

「こんなに高いなら私には買えない」

と思う方もいるかもしれません。

でも、ビットコインは1BTCを丸ごと購入する必要はありません。

小さな単位に分けて扱うことができるため、取引サービスによっては少額から購入できます。

つまり、

「ビットコインを買う=1BTCを全部買う」ではありません。

ただし、最低購入額や購入できる数量は、サービスや注文方法によって異なります。

具体的な金額を確認するときは、利用するサービスの公式情報を確認しましょう。

▶【次に読む:No.6「仮想通貨はいくらから始められる?少額購入の仕組みを解説」】

ビットコインにはどんな特徴がある?

ビットコインには、これまでのお金とは違った特徴があります。

たとえば、

  • インターネットを通じて送付できる
  • ビットコインのネットワーク自体は、単一の銀行や政府だけが管理する仕組みではない
  • 小さな単位に分けて扱える
  • 世界各地からネットワークに参加・アクセスできる

といった特徴があります。

ただし、これらの特徴があるからといって、誰にとっても購入するメリットがあるという意味ではありません。

実際に利用するかどうかは、リスクも含めて考える必要があります。

ビットコインの注意点・リスク

ビットコインについて学ぶなら、良い面だけでなく注意点も知っておきましょう。

価格が大きく変わることがある

ビットコインは、価格が大きく変動することがあります。

短期間で値上がりすることもありますが、大きく値下がりすることもあります。

預金のように元本が保証されているものではありません。

購入した金額より価値が下がり、損失が出る可能性があります。

詐欺や不正な勧誘に注意する

「絶対に上がる」

「必ず儲かる」

といった勧誘には注意が必要です。

暗号資産の価格が今後どうなるかを、誰も確実に予測することはできません。

金融庁も、暗号資産の仕組みやリスクを理解したうえで利用することや、詐欺・悪質な勧誘に注意するよう案内しています。

利用するサービスを確認する

日本の居住者向けに暗号資産の売買・交換サービスを提供する事業者は、原則として暗号資産交換業者の登録が必要です。

サービスを利用するときは、金融庁・財務局が公開している登録業者一覧で確認しましょう。

ただし、登録された事業者だからといって、ビットコインの価格や利益が保証されているわけではありません。

初心者はビットコインをすぐ買わなくてもいい

ここまで読んで、

「少し分かってきたけれど、まだ買うのは怖い」

と感じる方もいるかもしれません。

その場合は、無理に購入する必要はありません。

まずは、

  • ビットコインとは何か
  • どのような仕組みで動いているのか
  • 価格が変動すること
  • 少額でも購入できること
  • 詐欺や送付ミスなどのリスクがあること

を知っておくだけでも十分です。

Litkoaでは、「すぐ買う」ことよりも、まず仕組みやリスクを知ることを大切にしています。

まとめ|ビットコインは仮想通貨を学ぶ最初の一歩

ビットコインは、インターネット上で取引記録が管理され、送付や売買ができる代表的な暗号資産です。

2008年にサトシ・ナカモト名義の白書で提案され、2009年にネットワークの運用が始まりました。

ビットコインのネットワークは、単一の会社や政府だけが管理する仕組みではなく、複数の参加者が一定のルールに沿って取引記録を確認しています。

また、最終的に発行できる数量には2,100万BTCという上限があります。

ただし、発行上限があるからといって、価格が必ず上がるわけではありません。

価格は大きく変動することがあり、元本も保証されていません。

初心者の方は、いきなり「いくら買うか」を考えるより、

「ビットコインとは何なのか」→「どんな仕組みなのか」→「どんなリスクがあるのか」

を順番に知るところから始めてみましょう。

次は、「ビットコインは高そうだけど、実際はいくらから買えるの?」という疑問について見ていきます。

▶【次に読む:No.4「仮想通貨とビットコインの違いは?初心者向けに解説」】

ビットコインは、インターネット上で送付・売買できる代表的な暗号資産です。ブロックチェーンを使って取引記録を管理し、発行上限は2,100万BTCです。ただし価格変動が大きく、元本保証もありません。初心者は購入前に仕組みとリスクを理解しておくことが大切です。

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