ゼロから学ぶ仮想通貨|No.4
この記事では、仮想通貨をこれから勉強したい初心者さん向けに、「仮想通貨とビットコインは何が違うのか」を、できるだけ難しい言葉を使わずに解説します。
仮想通貨について調べていると、
「仮想通貨とビットコインって同じもの?」
「ビットコイン以外にも仮想通貨があるの?」
「暗号資産という言葉も見るけれど、何が違うの?」
と混乱することがあります。
私自身も最初は、「仮想通貨=ビットコインのこと」だと思っていました。
ニュースやSNSではビットコインの名前をよく見かけるので、仮想通貨そのものの名前だと思ってしまったんです。
でも、調べていくうちに、ビットコインは仮想通貨全体を表す言葉ではなく、たくさんある暗号資産の中の一つだと分かりました。
この違いが分かると、「イーサリアム」「ETH」「アルトコイン」など、次に出てくる言葉も整理しやすくなります。
この記事では、仮想通貨とビットコインの関係を比較表も使いながら、初心者向けに順番に見ていきます。
※本記事は、2026年9月時点で確認できる公表情報をもとに、仮想通貨(暗号資産)を初めて学ぶ方向けに分かりやすく整理しています。暗号資産に関する制度、サービス内容、取扱条件などは今後変更される可能性があります。実際にサービスを利用する際は、金融庁・財務局・各暗号資産交換業者の公式情報をご確認ください。本記事は、特定の暗号資産の購入や投資、利益を推奨・保証するものではありません。
仮想通貨とビットコインの違いを簡単にいうと?

最初に結論からいうと、
仮想通貨は大きなグループの名前で、ビットコインはその中の一つです。
たとえば、果物に置き換えると分かりやすいです。
「果物」という大きなグループの中に、りんご、みかん、バナナがありますよね。
これを仮想通貨に置き換えると、
- 果物 = 仮想通貨(暗号資産)
- りんご = ビットコイン
- みかん = イーサ(ETH)
- その他の果物 = そのほかの暗号資産
というイメージです。
つまり、
「ビットコインは仮想通貨だけれど、仮想通貨がすべてビットコインというわけではない」
ということです。
私も、この「果物とりんご」のような関係だと分かってから、一気に整理しやすくなりました。
仮想通貨とビットコインの違いを比較表で確認
仮想通貨とビットコインの違いを、初心者向けに簡単に整理すると次のようになります。
| 比較項目 | 仮想通貨(暗号資産) | ビットコイン |
|---|---|---|
| 意味 | さまざまな暗号資産をまとめた大きな呼び方 | 暗号資産の一つ |
| 関係 | 大きなカテゴリー | そのカテゴリーに含まれる代表例 |
| 種類 | 多数ある | 1種類の暗号資産 |
| 代表例 | ビットコイン、イーサ(ETH)など | BTC |
| 始まった時期 | 暗号資産によって異なる | 2009年にネットワークの運用開始 |
| 発行上限 | 暗号資産によって異なる | 2,100万BTC |
| 目的・使われ方 | 送付、売買、サービス利用など種類によって異なる | 送付、売買、保有など |
| 仕組み | 暗号資産によって異なる | ビットコイン独自のネットワークとブロックチェーンを利用 |
一番大切なのは、「ビットコインは仮想通貨の一つ」という関係です。
「仮想通貨」と「ビットコイン」が別々のジャンルなのではなく、仮想通貨という大きなグループの中にビットコインがあります。
そもそも仮想通貨とは何?
仮想通貨とは、電子的に記録され、インターネットなどを通じて移転や売買ができる財産的価値のことです。
現在の日本の法律や金融庁の案内では、主に「暗号資産」という呼び方が使われています。
紙幣や硬貨のように、手で触れる形があるわけではありません。
対応するサービスを使って売買したり、種類によっては他の人や別のウォレットへ送ったりできます。
仮想通貨には多くの種類があり、それぞれ目的や仕組みも異なります。
そのため、初心者のうちは、
「仮想通貨とは、ビットコインなどを含む大きなグループの名前」
と覚えておけば十分です。
▶【No.2「仮想通貨とは?初心者向けにゼロからわかる基礎知識」】
ビットコインとは何?
ビットコインは、数ある暗号資産の中でも特によく知られているものの一つです。
2008年にサトシ・ナカモト名義の白書で提案され、2009年にネットワークの運用が始まりました。
ビットコインは、単一の銀行や政府が発行・管理する仕組みではありません。
ネットワーク上の参加者が、一定のルールに沿って取引の記録を確認・管理しています。
また、ビットコインには、最終的に発行できる数量に上限があります。
その上限は、プロトコル上2,100万BTCとされています。
ただし、発行上限があるからといって、価格が必ず上がるという意味ではありません。
発行上限があることだけで、将来の価格や価値が保証されるわけでもありません。
▶【No.3「ビットコインとは?初心者向けに仕組みをやさしく解説」】
仮想通貨にはビットコイン以外もある

私が最初に驚いたのが、ビットコイン以外にもたくさんの暗号資産があることでした。
初心者のころは「仮想通貨といえばビットコイン」くらいの認識だったので、イーサリアムなどの名前を見ても、何が違うのかよく分かりませんでした。
でも実際には、ビットコイン以外にも、目的や使われ方の異なる暗号資産があります。
イーサリアムとETH
ビットコインと並んで名前を見かけることが多いのが「イーサリアム」です。
ここは初心者が少し混乱しやすいところです。
厳密には、イーサリアムはネットワークの名称で、そのネットワークで使われる暗号資産がイーサ(ETH)です。
イーサリアムでは、送金だけではなく、インターネット上でさまざまなプログラムやサービスを動かす仕組みにも使われています。
初心者の段階では、
「ビットコイン以外にも、目的や使われ方の違う暗号資産がある」
と知っておけば十分です。
アルトコインとは?
ビットコイン以外の暗号資産をまとめて「アルトコイン」と呼ぶことがあります。
ただし、これは法律上の正式な分類ではなく、一般的に使われている呼び方です。
アルトコインにはさまざまな種類があり、それぞれ仕組みや目的も違います。
そのため、
「ビットコイン以外の仮想通貨は全部同じ」
というわけではありません。
▶【内部リンク:No.18「アルトコインとは?ビットコインとの違いを初心者向けに解説」】
なぜ「仮想通貨=ビットコイン」と思いやすいの?
初心者が「仮想通貨=ビットコイン」と思ってしまう理由の一つは、ニュースやSNSなどでビットコインの名前を見る機会が多いことです。
私自身も最初は、仮想通貨関連のニュースを見ると、ほとんどビットコインの話に見えていました。
そのため、
「仮想通貨というものがあって、その別名がビットコインなのかな?」
と思っていた時期があります。
しかし実際には、
仮想通貨=カテゴリー
ビットコイン=その中の一つ
です。
ここを理解しておくだけで、その後の学習がかなり分かりやすくなります。
ビットコインと他の仮想通貨は何が違う?
暗号資産は、それぞれ同じ目的で作られているわけではありません。
たとえば、ビットコインは送付や価値の移転などに利用されています。
一方で、イーサリアムのように、ネットワーク上でプログラムやサービスを動かすためにも利用されている仕組みがあります。
また、暗号資産によって、
- 発行される量
- 使われる目的
- 取引を記録する仕組み
- 管理方法
- 利用されるサービス
なども異なります。
そのため、
「ビットコインが分かれば、すべての仮想通貨も同じ仕組み」
と考えない方がよいでしょう。
初心者の段階では、まずビットコインを一つの代表例として学び、ほかにも違った特徴を持つ暗号資産があると知っておけば十分です。
初心者は何から覚えればいい?

ここまで読むと、
「種類がたくさんあるなら、全部覚えないといけないの?」
と不安になるかもしれません。
でも、最初からすべて覚える必要はありません。
私自身も、最初は知らない言葉を全部調べようとして、逆に何が大事なのか分からなくなってしまいました。
まずは、
- 仮想通貨とは何か
- ビットコインとは何か
- 仮想通貨とビットコインの違い
- 価格が変動すること
- どんなリスクがあるのか
このくらいから始めれば十分です。
「何から勉強すればいいのか分からない」という方は、こちらの記事で学ぶ順番をまとめています。
▶【No.1「仮想通貨は何から勉強する?初心者向け7ステップ」】
仮想通貨とビットコインを学ぶときの注意点
仮想通貨について調べていると、価格についての情報もたくさん目にします。
「これから上がる」
「この仮想通貨が注目されている」
「今買えば利益が出る」
といった情報を見ることもあります。
しかし、暗号資産の価格が今後どうなるかを確実に予測することはできません。
ビットコインを含め、暗号資産は価格が大きく変動することがあります。
そのため、初心者のうちは、
「何を買えば儲かるのか」よりも、「それぞれ何が違うのか」を知ること
から始めると理解しやすいです。
また、日本の居住者向けに暗号資産の売買や交換サービスを提供する事業者は、原則として暗号資産交換業者の登録が必要です。
実際にサービスを利用する場合は、金融庁・財務局が公開している登録業者一覧なども確認しましょう。
登録されている事業者だからといって、価格や利益が保証されているわけではありません。
仮想通貨とビットコインの違い|初心者チェックリスト
ここまで読んだ内容を、簡単なチェックリストで確認してみましょう。
- □ 仮想通貨とビットコインは同じ意味ではないと分かった
- □ ビットコインは数ある暗号資産の一つだと分かった
- □ 「暗号資産」は現在の日本の法律などで使われる呼び方だと分かった
- □ ビットコイン以外にもさまざまな暗号資産があると分かった
- □ イーサリアムとETHは厳密には同じ意味ではないと分かった
- □ 「アルトコイン」は法律上の正式な分類ではないと分かった
- □ 暗号資産によって目的や仕組みが違うと分かった
- □ ビットコインには2,100万BTCという発行上限があると分かった
- □ 発行上限があっても価格上昇が保証されるわけではないと分かった
- □ 価格変動や詐欺などのリスクがあると分かった
すべてを一度に覚える必要はありません。
まずは、
「仮想通貨は大きなグループ、ビットコインはその中の一つ」
という点が理解できれば十分です。
私自身も、最初は仮想通貨とビットコインをほぼ同じ意味だと思っていました。
この関係が分かるようになってから、イーサリアムやアルトコインなどの情報も整理しやすくなりました。
まとめ|ビットコインは仮想通貨の一つ
仮想通貨とビットコインの違いは、初心者のうちは少し分かりにくいかもしれません。
でも、一番大切なのは、
「仮想通貨は大きなグループの名前で、ビットコインはその中の一つ」
と覚えることです。
仮想通貨にはビットコイン以外にも、イーサ(ETH)などさまざまな種類があります。
それぞれ目的や仕組みも違います。
私も最初は「仮想通貨=ビットコイン」と思っていましたが、この違いが分かってから、暗号資産について調べるときに情報を整理しやすくなりました。
初心者の方は、最初からすべての種類を覚えようとせず、まずはビットコインを中心に基本から少しずつ学んでいきましょう。
次は、「仮想通貨が怖い」と感じる理由について、初心者目線で整理していきます。
▶【次に読む:No.5「仮想通貨が怖いのはなぜ?初心者が不安に感じる理由を解説」】
※本記事は、2026年9月時点で確認できる公表情報をもとに、仮想通貨(暗号資産)を初めて学ぶ方向けに分かりやすく整理しています。暗号資産に関する制度、サービス内容、取扱条件などは今後変更される可能性があります。実際にサービスを利用する際は、金融庁・財務局・各暗号資産交換業者の公式情報をご確認ください。本記事は、特定の暗号資産の購入や投資、利益を推奨・保証するものではありません。


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